粗大ごみ？不燃ごみ？ソファはそもそも何ごみになるのか

リビングのくつろぎの場所として、また来客用として使っているソファが古くなったり、引越しや買い替えなどで処分が必要となったりしたとき、処分方法で迷うことはないでしょうか。
ここでは、ソファが何ごみになるのか、さらに処分の方法に加え、不用品回収業者を利用する方法などについて解説しています。

粗大ごみ？不燃ごみ？ソファはそもそも何ごみになるのか

まずは、ソファを行政が指定した回収方法にしたがってごみとして捨てる場合、何ごみに分別されるのかについて解説します。

サイズによっては不燃ごみとして出すことが可能な場合もある

多くの自治体では、縦幅や横幅、奥行きのうち最大の一辺が50cmを超えない場合、燃えないごみとして出せると定められています。
地域によっても異なりますが、規定のサイズを超えないソファや分解が可能なものであれば、燃えないごみとして出すことも可能ではあります。
ただ、一般的なソファは分解が難しく、規定を超える大きさとなる可能性も高いため、燃えないごみとしての回収はできないことの方が多いでしょう。

粗大ごみとして出す場合のメリット・デメリット

ひとくちに「ソファ」といっても、一人がけのものから二人がけまで、その大きさはまちまちです。ソファを粗大ごみとして出す場合にも、自治体のルールや大きさによって、費用は変わってきます。

とはいえ、粗大ごみ受付センターへ問い合わせれば簡単に料金が確認できますし、粗大ごみ処理用のシールを購入すれば、それ以上の費用がかかることはありません。手続きがわかりやすく、比較的割安に処分できるところが粗大ごみとして出す場合のメリットです。
一方デメリットとしては、自分の都合がよい日時に回収してもらえないケースがあることや、指定場所まで自分でソファを運搬する必要があり、大変な点などが挙げられます。

粗大ごみとして回収してもらう手順

ソファを粗大ごみとして回収してもらう手順は、以下のとおりです。

処理券はシールになっており簡単に貼ることができますが、ソファの生地によってははがれにくい場所を選んで貼らないいけないでしょう。

【ソファの処分方法1】リサイクルショップや販売店に引き取ってもらう

ソファを粗大ごみとして出す以外に、リサイクルショップや販売店に引き取ってもらう方法についても解説します。

リサイクルショップの買い取りを利用する場合のメリット・デメリット

ソファを粗大ごみとして処分する場合は所定の手数料がかかりますが、リサイクルショップで買い取ってもらえる場合は「買い取り」となるため、逆に多少なりともお金に換えることができます。状態によっては、高く買い取ってくれる場合もあるでしょう。査定や引き取りを自宅まで来て行ってくれる業者を選べば、持ち運ぶ労力もかかりません。
ただし、汚れや傷などがある場合は買い取り価格が安くなったり、買い取ってもらえなかったりする場合もあります。

販売店に引き取ってもらう場合のメリット・デメリット

新たにソファを購入して古いソファを処分する場合、古い家具の引き取りサービスが利用できる店舗もあります。
無料で引き取ってくれる店舗もあれば、数千円程度の手数料がかかる店舗もあるものの、搬出や引き取りを自分で行う必要がないため便利なサービスです。
ただ、新しい家具を購入しない場合は利用できないことと、購入予定のソファを販売している店舗で必ずしも引き取りサービスをやっているとは限らないことに気を付けましょう。

【ソファの処分方法2】不用品回収業者を利用する

最後に、ソファの処分を不用品回収業者へ依頼する方法について解説します。

リサイクルショップで買い取ってもらえないようなソファでも処分してくれる

リサイクルショップの買い取りと違い、不用品回収業者へソファの処分を依頼した場合、処分に必要な費用がかかります。リサイクルショップで買い取ってもらえる場合はよいですが、買い取り不可となるような古いソファを処分したい場合は、不用品業者へ依頼するのが一番簡単で、確実に処分できる方法です。

運搬から回収まですべて任せることができる

不用品回収業者へソファの処分を依頼すると、粗大ごみのように自分で回収場所まで運ぶ必要がなく、自宅で待っているだけですべてを業者に任せられます。

希望日時に回収に来てもらえる

粗大ごみの場合は自治体で決められた日時にしか回収されませんが、不用品回収業者なら自分の指定した日に回収が依頼できます。

自宅まできてくれる不用品回収業者がおすすめ！

不用となったソファは一般的に粗大ごみとして処分することとなり、各自治体の受付センターへ電話して日時と費用を確認し、手数料を払ったうえ指定の日時に決められた場所まで持ち運ぶ必要があります。

ソファの状態によっては買い取ってもらえたり、新しく買い替える際に引き取りサービスが利用できる店舗で購入する方法もありますが、どちらも使えない場合は自宅まで回収に来てくれる不用品回収業者へ依頼するのがおすすめです。