ゴミ屋敷は子供にも悪影響!ゴミ屋敷から脱却する具体的な対処法3選

ゴミ屋敷は子供にも悪影響!ゴミ屋敷から脱却する具体的な対処法3選

ゴミ屋敷はそこに住んでいる人間にも、大きな影響を与えます。大人であれば影響を受ける本人一人が解決するべき問題ですが、ゴミ屋敷に家族が生活しており、特にその中に小さな子供がいる場合、一体どのような深刻な悪影響がもたらされるのでしょうか。
今回はゴミ屋敷で暮らす問題と、そこから脱却する具体的な対処方法について具体的に見ていきましょう。

【これが現実】ゴミ屋敷での暮らしはどのようなものなのか?

ゴミ屋敷での生活といっても想像はつかないかもしれませんが、実際はどのような生活をしているでしょうか。まずは、一番大きな被害である虫に着目してみましょう。

キッチン周辺はゴキブリが蔓延

ゴミ屋敷で一番厄介問題の一つは、ゴミの中に生ゴミなどが含まれている場合、害虫が発生しやすくなることです。
特にキッチン周りでは食料品を扱うため、コバエやゴキブリが発生し、衛生環境を悪化させます。ゴキブリは不潔なだけでなく見た目が苦手な人も多く、大量発生してしまうと旺盛な繁殖力のせいで対処のしようがなくなり、ゴキブリの巣窟に陥りかねません。

家族の肌は虫刺されだらけの可能性も

物やゴミが散乱しているだけならまだ、少しずつでも片付けていけば問題ありません。しかし害虫が侵入していれば、寝ている間に手や足などの肌が露出している部分を刺されたり、咬まれたりしてしまいます。
虫刺されは見た目も痛々しく、かゆみや痛みだけでも辛いのに、さらに害虫が媒介となり病気に感染してしまう可能性もあります。目に見える害虫だけでなく、ハウスダストに生息するダニなども繁殖する可能性があり、その場合さまざまなアレルギーの原因となる可能性があります。

ゴミ屋敷が子供に及ぼす影響

生活環境がゴミ屋敷になってしまうと、成長過程の子供には大人以上に深刻な影響が出てしまいます。特にゴミ屋敷と化した原因は家庭内の大人の誰かが起こしているため、本来は大人に保護され成長を見守られるべき子供が守られず、あらゆる日常生活に悪影響が出る可能性があります。

当たり前のことができなくなってしまう可能性

ゴミをゴミ箱に入れない、使った物を使いっぱなしで置いておくなど、片付ける習慣がまったく身につかず、当たり前のことができないまま育ってしまいます。一番身近にいる大人が規範となる行動を取らないため、子供にとってはゴミを捨てないというのが当然になってしまいます。そのため、大人から子供まで誰も家の中を片付けなくなり、ゴミ屋敷化に拍車をかけることになってしまいます。

アレルギーなどを発症する可能性

溜まったホコリや洗わない布団、汚れたカーペットやラグマットなどには、大量のダニが発生する可能性が非常に高くなります。ダニに噛まれたり、ダニの死骸をそのままにしておくと、かゆみや鼻炎などのアレルギーを発症してしまうことがあります。

遊んでくれる友達がいなくなってしまう可能性

ゴミ屋敷で生活することによって、家の中の悪臭が衣服に染み込み、近寄る人が少なくなってしまいます。そのため、自然な人間関係を築いて同世代の友達を作るのが難しい可能性があります。
また、仮に仲のよい友達ができたとしても、その子供が遊びに行った家の様子がおかしいことに気付いて親に話すと、我が子の衛生状況を心配して「遊びに行くのはやめなさい」「一緒に遊んではいけません」などという親も出てきます。

学校生活への支障

ゴミ屋敷で生活していると、学校生活にも支障が出てしまいます。いつ洗濯したのかわからないような服を着て登校し、下駄箱で靴を脱げば靴下は左右が不揃いで、子供は恥ずかしい思いをします。
また片付けることを知らないので、家の中のどこに何があるかわからない状態なり、忘れ物も多くなってしまいます。子供同士のトラブルから、家がゴミ屋敷ということを直接的にからかわれ、いじめに発展してしまうかもしれません。

ゴミ屋敷から脱却するには~子供のためにも、はやめの対処を

ゴミ屋敷から脱却したいと思っても、一度ゴミが散乱した環境になってしまうと、なかなか個人の努力では環境を復旧することが難しいものです。では一体、どうすれば抜け出すことができるのでしょうか。

そもそもゴミ屋敷になってしまった原因とは

ゴミ屋敷化してしまった原因は複数考えられます。
まずは、忙しすぎて掃除をする余裕がない、ということが考えられます。忙しい原因は人によってさまざまでしょうが、一番多いのはやはり仕事でしょう。
また、多忙すぎてゴミをまとめて捨てることができない、ということも原因の一つになります。徐々に捨てきれないゴミが増え、最終的に埋もれてしまい、片付けるスペースもなくなって悪化したというケースもあります。
これ以外に、精神的な問題でゴミを溜めてしまっていることもあります。この場合、発達障害やうつ病など、さまざまな原因が考えられます。

ゴミ屋敷化しないために

  • 収納を工夫する

    とりあえず床に置いてしまう癖がある人は、散らかりにくい収納を作るのも一手段です。動線を整理することで、とりあえず置きからの荷物の散乱を避ける方法です。一例ですが、帰宅してすぐにかばんを床に置いてしまうなら、置く場所に棚やラックを設置することでスムーズに整理ができます。使う場所へわざわざ物を出してくるのではなく、使う場所へ収納を移動してしまいましょう。

  • プロに協力を仰ぐ

    1日がかりでの掃除でも終わらないような規模の場合、プロの手を借りて整理するのも一つの方法です。ハウスクリーニングの代行業者や、ゴミや不用品を引き取ってくれる不用品回収業者に依頼しましょう。
    不用品回収業者の場合、自治体で回収不可能な物まで回収してもらえたり、解体が必要なゴミも処分できるなど、メリットが多くおすすめです。

  • 病院を受診

    精神的な問題でゴミをため込んでしまっている場合はとにかく、まずカウンセリングや、病院で受診してもらう必要があります。一刻もはやく治療を行い、少しでも心に余裕を取り戻すことが重要です。

ゴミ屋敷は子供にとってデメリットが多い!

ゴミ屋敷は子供にとってデメリットが多い!
忙しくて掃除に割く時間がない、と後回しにしてしまい、一度ゴミ屋敷になってしまうと片付けるのがますます億劫になってしまいます。しかし健康へ被害が及んだり、子供への虐待を疑われてしまったりと、デメリットが多くあります。
心身ともに悪影響が出る前に、思い切って清掃のプロに頼むことも一つの手段です。特に不用品回収業者は、個人では難しい部分まで対応してくれるためおすすめです。片付けたあとは物を減らし、風通しのよい暮らしをできるように心がけたいですね。

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