ゴミ屋敷掃除は代行業者への依頼がおすすめ！サービス内容と業者の比較方法

なんとかしてゴミ屋敷を掃除したいと思っても、文字通りの足の踏み場もない状態に陥ってしまってからでは、作業スペースやゴミ捨ての労力を確保するのは難しく、自力で片付けるのは非常に困難です。そのような状態からの掃除は、片付けのプロフェッショナルである代行業者（不用品回収業者）に依頼するのがベストです。その理由を料金や作業内容、メリット・デメリットと併せて解説していきます。

ゴミ屋敷の掃除を代行業者（不用品回収業者）に依頼するメリット・デメリット

なぜゴミ屋敷の掃除は代行業者（不用品回収業者）が良いのでしょうか。個人では手に負えなくなってしまったゴミ屋敷の掃除を代行業者（不用品回収業者）に依頼するメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

メリット

なんといっても短期間でゴミの処分ができることです。家一軒丸ごとの清掃でも、１日から数日で綺麗な状態に片付けてもらうことができます。
またマンションやアパートの高層階からであっても、家具や家電製品などの重い不用品を運び出してもらえるだけでなく、分別して引き取ってくれます。
自分で処分する場合は自治体へ依頼して指定のシールを購入し、指定日に決められた回収場所に自分で運ぶ必要があるなど、様々な手順を踏む必要がありますが、代行業者（不用品回収業者）であれば、すべてまかせてしまえます。

また、ゴミや不用品の片付けだけではなく、ゴミ屋敷の状態によって壁紙や床、家具などに染み付いた異臭・悪臭を取り除き、ハウスクリーニングも相談できるので、綺麗に戻った部屋で新たな生活をスタートさせることができます。
家や部屋を丸ごと掃除すると、騒音や振動はもちろん、人の出入りを見られて近所の方の目が気になる、ゴミ屋敷が知られてしまうと恥ずかしいという心配もありますが、なるべく周囲に迷惑がかからないよう、素早く作業をしてもらえるのも大きなメリットです。

デメリット

代行業者（不用品回収業者）に依頼する点において、最大のデメリットはコストの問題です。
部屋数や家の規模、処分するゴミの量によって変わりますが、作業する人数が多くなる分の人件費や、大量のゴミの運搬にかかる費用、さらにそのゴミの処分費も含まれますので十数万から数十万ほどかかってしまうこともあります。
作業を考えると決して高すぎるというわけではないのですが、費用がかかるため、あらかじめきちんと相談すると不安なくすすめることが可能です。

ゴミ屋敷の掃除を代行してもらう際のサービス内容は？

代行業者（不用品回収業者）に依頼した場合、どのようなサービスを受けることができるのでしょうか。実際に行ってもらえるサービス内容について、具体的に見ていきましょう。

必要な物と不用な物の仕分け

ゴミ屋敷化する原因の一つに、「せっかく買ったのにもったいない」や「いつか使うかもしれない」などの理由から、不用な物を処分できず、物が収容できる限界を超えて溜まっていくことがあります。もちろんじゅうぶん使える物もありますが、ゴミや使えない物もたくさんあります。業者はこのような不用品を本当に必要な物ときちんと仕分けをしたうえで、引き取って処分してくれます。

ハウスクリーニング

ゴミや不用品がなくなっても、長年ゴミを溜め込んでいた部屋には汚れや悪臭・異臭が残ります。
大量の物に埋もれていた床や畳、壁などは汚れや臭いが染み付いてしまい、市販の消臭剤や洗剤、清掃器具などでは対応できないことも少なくありません。
プロによるハウスクリーニングは頑固な汚れだけではなく、壁紙や床などに染み付いた悪臭も取り除いてくれます。

不用品の買い取り

まだ使える家電製品や貴金属類は、業者によっては査定し、買い取ってもらうことができます。
高額の物が眠っていることも偶にあり、中にはプレミア品が多数発掘されて、作業費用を上回るケースもあります。

ゴミ屋敷掃除の代行業者（不用品回収業者）は、きちんと選びましょう

代行業者に依頼する場合、闇雲に依頼せずしっかりと比較したうえで依頼することが大切です。
優良企業を見極めるポイントを押さえていきましょう。

見積もりをとろう

実際に業者に依頼する前に、しっかり見積もりをとりましょう。見積もりの段階で契約の即決を求めて来る業者は、あまり良いとはいえません。
また、電話やメールだけでなく訪問見積もりを行ってくれる業者に依頼したほうが、実際の状況を見てもらえより正確な見積もりを行ってもらえるだけでなく、業者の人と直接会うことができるので、作業員や会社の雰囲気をチェックすることができます。

必要な資格を持っているか

依頼する業者が「一般廃棄物収集運搬許可証」を持っているかを確認しましょう。この資格は自治体からゴミの処理を委託されたことを証明する物で、回収したゴミを直接処分場へ搬入することができるものです。この資格を持っていないと、回収したゴミをさらに別の業者に委託して処分することになるため、ゴミの処分費用が高額になってしまいます。
最悪、不用品を不法投棄される恐れもあります。その場合、依頼者が罰金などを負うことになってしまいます。

料金は適正か？

できるだけ安く費用を抑えたいところですが、料金があまりにも安すぎる業者との契約は非常に危険です。
訪問見積もりをしてもらった際に、家財量や作業内容から算出された料金をきちんと提示してもらい、納得してから契約し作業に入ってもらいましょう。
また見積もりが安くても、処分費などの名目で追加料金を請求してくる業者もあります。見積もりの際に、追加料金がかからないかきちんと確認しましょう。

口コミや事例もチェック

業者のホームページには実作業などの事例が掲載されています。事前に確認し、あれば口コミもチェックしてみましょう。作業時の比較写真や必要な作業時間、費用などが詳細なものは信用度が高い口コミなので、依頼する際の参考になります。

ゴミ屋敷の掃除は代行業者への依頼も検討しよう

ゴミ屋敷の清掃は、プロへ依頼するのが圧倒的におすすめです。自力で片付けるより費用はかかりますが、労力をかけずに素早くゴミを回収してくれますし、ハウスクリーニングまでしてくれます。
自分で納得して選んだ業者に掃除してもらい、ゴミ屋敷から脱出して綺麗な家で生活を再スタートさせましょう。